全身持久力をつける為には
2021.11.30弊社ではマラソンランナーサポートプロジェクトを開催しております。
マラソンランナーに必要なものは何かを考えた時に『全身持久力』がとても重要になってくると考えました。
『全身持久力』をつけたいランナーや、スポーツをされてる方に向けて詳しくまとめましたので
是非、ご覧下さい!!
全身持久力とは
長時間、一定の強度の運動を続けることが能力のことです。
例えば、マラソン、駅伝、、サッカーなど、、です。
皆さんが想像しているキツそうなスポーツはほとんど全身持久力が必要になってきます。
全身持久力を高める為に必要なもの
①エネルギー
全身持久力をつける為には身体に蓄えられているエネルギーが第一に大切です。
エネルギーが無ければ、筋肉の活動もできないので、
走る事も、強い力を出す事もできないのはご存知だと思います。
そのエネルギーとは?
→ATP(アデノシン三リン酸)です。
アデノシン三リン酸の役割
食事から摂取した栄養素(炭水化物、脂質)は直接エネルギーになるのではなく
細胞内で、ATPに変換されて、筋肉を動かしている役割を担っています。
体内には少量しかないので、ATPを作るために再合成を繰り返しています。
つまり、食事をしっかり摂らないとそもそも筋肉は活動してくれないことになります。
②VO2MAX
VO2Maxとは
最大酸素摂取量のことをいいます。
それは、1分間に体内に取り込まれている酸素の最大量のことです。
走る時には酸素が必要になります。
酸素を多く体内に取り込めば、長く速く走る事ができます!
③ランニングエコノミー
ランニングエコノミーとは
ある速度をいかに少ない酸素摂取量で走ることができるのかという指標
簡単にすると、酸素を消費する効率の事です。
酸素を消費する効率が良ければ
より楽に長い距離を走れるのではないでしょうか。
実際に、ランニングエコノミーが高い選手はマラソンのパフォーマンスも高いことが
研究で分かっています。
ランニングエコノミーは次の5つの要素によって決まります。
1.ランニングフォーム
2.筋力
3.体型
4.代謝能力
5.心理的要因
③乳酸閾値(LT)
乳酸閾値とは
体内の乳酸値が急に上昇し始める運動強度のことです。
そもそも乳酸とは
ATPを作るための糖を分解している際にできる生成物です。
短時間(1分30秒以内)高強度の運動では乳酸が溜まりやすいとされています。
全身持久力が高い人は、この乳酸閾値の発生が遅い傾向にあるとされています。
負荷をかけたトレーニングをする事で乳酸閾値の発生を遅らすことができます
VO2MAX.LTを高める為には
○LSDトレーニング
(Long Slow Distance)の略
つまり、ゆっくり長い距離を走るトレーニングのことです。
例)60分〜90分ゆっくりのペースで走る
効果として、VO2Maxが高まります!!
土台作りにはもってこいのトレーニングです。
○インターバルトレーニング
高強度で短い距離を小休憩で行うトレーニングです。
例)200〜400mを全力で走る→小休憩(30〜60秒)×5〜10
この2つのトレーニングを、行うことで
マラソンに必要な全身持久力が高まります!
まとめ
全身持久力を高める為には
厳しい試練を乗り越えないといけません。
しかし、それを乗り越えなければ
マラソン(42.195km)は完走することはできません。
私も2度経験がありますが、達成感は世界一だと感じております。
是非、頑張ってトレーニングをしてみて下さい!